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4つに分けられる母斑

顔に触れる女性

浅ければレーザーで取れる

医学的に見ると、ほくろは色素性母斑というあざに分類されます。色素性母斑の種類は多彩で、分類方法も様々です。しかし、全てメラノサイトに似ている母斑細胞が一部で増殖することで皮膚に現れてきます。顔や首、頭に出やすく、ふくらみのある黒褐色の色素性母斑は、ミーシャー母斑です。大きさは直径7mm以下の場合が多く、硬い毛が生えていることがよくあります。幼児期から発生するタイプで、顔のほくろを除去した人の多くはこれだと言われています。顔にはできにくく、首や上腕、太ももにできやすいほくろは、ウーナ母斑です。表面が凸凹していて柔らかく隆起、多くは直径1cm前後です。そして、全身どこにでもできるクラーク母斑は平坦で、黒褐色をしています。クラーク母斑の早期病変は、母斑細胞が塊を形成しない単純黒子に分類されます。幼児期に発生しやすく、成人でも若年層で現れやすいスピッツ母斑も、発生部位を選びません。色は黒褐色や紅色で、円形でないこともしばしばあります。メラノーマに似ている場合は、慎重に除去することが大切です。また、母斑細胞は時間が経つにつれ、表皮のほうから真皮のほうまで深く増殖していくのですが、増殖する位置によって境界母斑と複合母斑、真皮内母斑に分けられます。ほくろに似たものに、メラノーマや基底細胞ガンと言った皮膚ガンもあります。どちらも時間経過と共に皮膚の奥へと深く増殖していくので、早めに取り除くことが大切です。でもメラノーマは転移しやすい特徴がある一方、基底細胞ガンは転移することがありません。皮膚ガンの疑いがあれば、切除法という手術で細胞を根こそぎ除去する必要があります。しかし、多くのほくろは良性腫瘍ですから放っておいても構いません。もし日常生活に支障が出ている場合は、保険治療で除去することも可能です。それ以外では自費診療となり、除去方法はレーザーが主流です。ただ、レーザーが適するのは境界母斑など浅いところに位置するもので、深いところに位置している場合は何回が治療を行うか、切除法を選択することになります。色々とあるレーザー機器の内、ほくろ除去に向いているのは、エルビウムヤグレーザーや炭酸ガスレーザーです。いずれも水分に対して熱エネルギーを発するタイプなので、皮膚より水分の多いほくろの細胞だけを取り除けます。エルビウムヤグレーザーの方が水分吸収率が高いので皮膚を傷めることがほとんどなく、施術後の傷の治りが早くて色素沈着が残る可能性も低いです。ただ、絶対に綺麗な肌に戻るとは言えないので注意が必要です。